家事やお仕事で10分立っているだけで腰が痛くなるという方が多くいらっしゃいます。
その原因はどこにあるのでしょうか?
立っている時の腰痛!
その「根本原因」って
いったい何?
立っていて腰が痛くなる場合、腰や骨盤に立っていることによる負担が蓄積してきて痛みの原因になっています。
ではなぜ立っているだけなのに腰や骨盤に負担が蓄積してしまうのでしょうか?
・そり腰
・インナーマッスルの低下
が代表的な原因になります。
よく聞くけど
「そり腰」って
どういう状態?
そり腰というのは、その名の通り腰の骨(腰椎)は緩い前方凸のカーブになっているのですが、そのカーブが強すぎる状態になってしまっている状態です。
そり腰になってしまう原因として、腰方形筋という腰の深部の筋肉が硬すぎる、股関節やもも前の筋肉が硬すぎることが大きな要因となります。
そり腰と
「インナーマッスル」の
密接な関わりとは?
また、骨盤が前方に向かって倒れすぎてしまっていることがあり、そのせいで腰椎が反りすぎてしまうのですが、その原因はインナーマッスルの働きが低下していることにもあります。
インナーマッスルの働きが低下してしまう要因として、アウターマッスルと言われる外側の大きな筋肉が硬くなり、インナーマッスルの働きを阻害してしまうことがあります。
つまり、立っているだけで生じる腰痛を改善する方法をまとめると
1. まずは腰方形筋・骨盤周囲・股関節周囲・もも前などの大きな筋肉を緩める
2. インナーマッスルを働きやすい状態を作ってからインナーマッスルが働きやすい状態にする
この2つが重要になります。
インナーマッスルを
「自分で働きやすい状態に」
保つ秘訣とは!
インナーマッスルが働きやすい状態にするために<ピラティス>や<プランク>など色々な運動方法がありますが、一番のオススメは日常の姿勢に気をつけることです。
具体的に言うのであれば、ドローインという状態、お腹を1センチだけ凹ませる状態を癖にすることです。
骨盤を立ててドローインを行えば、そり腰になりすぎることがなく腹圧が上がりますので、背骨が自然とまっすぐ上方に伸びてきます。
ドローインを行うことで、インナーマッスルが働くのですが、インナーマッスルは赤筋と言われ非常に疲れにくいという特徴があります。
つまり外側の大きな筋肉と比べ疲労しにくいので、ドローインを行いインナーマッスルがしっかりと働いてくれれば、腰や骨盤に負担が溜まることがなくなるのです。
そうすれば立っている時の腰痛は改善されます。
注意点と
最強のセルフケア
ウォーキング!
注意点としては、腰方形筋や大腿筋膜張筋・大腿四頭筋という大きな筋肉はご自身で適切に緩めていくのはなかなか難しいです。
私は、マッサージガン・筋膜ローラー・ストレッチと色々と試しましたがセルフケアとして凄い!という効果をなかなか実感できませんでした。
ですので、基本中の基本ですが<正しい姿勢でウォーキングを行うこと>これがセルフケアとして最強だなと思っています。
また骨盤を立てて、ドローインを行なっても、お身体が左右に傾いていたり、頭の位置が左右前後にズレている場合は効果を発揮できませんので注意してくだされば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。