低気圧になると頭痛になったり、関節が痛くなったり「気象病」と言われる症状を引き起こす方がいらっしゃいます。
その原因はどこにあるのでしょうか?
気象病の
「一番の原因」って
いったい何?
実は、低気圧が不調を引き起こすというよりも、気圧の変化により気象病は生じています。
女性の43%・男性の20%が気象病を持っていると言われており、かなり多くの方が気象病で悩まれているということが分かります。
気圧が変化すると、まず<内耳>という部分が気圧の変化を感じ取ります。
その情報を脳が感じ取り、自律神経に影響を与え、交感神経が優位になることで、痛みを感じやすくなります。
つまり、内耳の感受性が高すぎたり、脳が過敏すぎることで、自律神経のバランスが崩れ気象病が生じるのです。
気象病改善の
キーポイントは
「自律神経」
内耳の感受性や脳の過敏性を改善するのはなかなか難しく、気象病改善のためには<自律神経>を整えるということが重要になります。
自律神経を整えるためには、ウォーキングなどの軽めの運動や、規則正しい生活を送ることが重要です。
少し細かいことを言えば、朝食を食べることで、副交感神経から交感神経に徐々に切り替わりますのでまずは朝にしっかり食事を摂るということが大事になります。
また、過度の糖質制限はしないことや睡眠に気をつけることも重要です。
自律神経
「改善」のための
具体的なテクニックとは?
もう少し具体的なテクニックをお伝えすると、寒暖差により自律神経はバランスを崩しやすいです。
・冬から春は、発汗を促すためにウォーキングや軽めの有酸素運動を行うこと、
・梅雨から夏は、湿気を逃す服を着ること
・冬には、首・手首・足首を冷やさないこと
これらを気をつけることで季節の変わり目に生じやすい、自律神経のバランスの崩れを予防することができます。
昔から言われているような、生活の知恵を守り、昔からよくあるような和食をバランス良く食べ、適度の運動をしていれば気象病になりにくくなりますので、気象病は現代病の一つかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。